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ウメ
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ウメ(梅)は、バラ科サクラ属の落葉高木、またはその果実のこと。学名は Prunus mume。中国原産で日本には古代に渡来した。
1〜3月に5枚の花弁のある1〜3cmほどの花を葉に先立って咲かせる。花の色は白、またはピンク〜赤。葉は互生で先がとがった卵形で、周囲が鋸歯状。果実は2〜3cmのほぼ球形の核果でみの片側に浅い溝がある。6月ごろに黄色く熟す。七十二候の芒種末候には梅子黄(梅の実が黄ばんで熟す)、とある。梅には300種以上の品種があり、野梅系、紅梅系、豊後系の3系統に分類される。梅の実を採るのは主に豊後系である。
花を観賞するほか、果実を梅干しや梅酒にする。漢方薬では薫蒸(くんじょう)して真っ黒になった実を烏梅(うばい)といい健胃、整腸、駆虫、止血、強心作用があるとされる。中国では話梅(広東語: ワームイ)と呼ばれる干して甘味を付けた梅が菓子としてよく売られている。
江戸時代以降、花見といえばサクラということになっている。平安時代以前は「花」といえば梅を指すことが多かったが、平安時代からの和歌などで単に「花」とあった場合、多くは桜のことである。
ウメの語源は中国語の「梅」(マイあるいはメイ)といわれる。伝来当時の日本人は、鼻音の前に軽い鼻音を重ねていた(現在も東北方言などにその名残りがある)ため、meを/mme/(ンメ)のように発音していた。これが「ムメ」のように表記され、さらに読まれることで/mume/となり/ume/へと転訛する。一方で、今も「ンメ」のように発音する方言もまた残っている。
ただし/ume/が先にあって、唇音の/u/が次にくる唇音の/m/に同化する音韻過程により/mme/へと変化したとする説も存在する。他にも幾つかの異説があり、現在のところ、どれもまだ定説となるに至っていない。
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マツ
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マツ(松)とは、マツ科マツ属の針葉樹。庭木や盆栽によく用いられる。松脂(まつやに)は様々な分野に利用される。
松の葉は針状であり、幹には堅い殻が形成される。また、松ぼっくり(まつぼっくり)もしくは松笠(まつかさ)という球状の果実ができる。松ぼっくりの中には種が作られる。この種により松は繁殖することができる。
日本では長寿を表す縁起のよい木とされ、松、竹、梅の3つを松竹梅(しょうちくばい)と呼んで重宝している。
観賞
低木は庭木などに利用される。また葉長の短い物は盆栽などに利用される。
木材
木造建築用の梁・桁などに利用される。近年、マツクイムシなどの被害が多く純林が減少。手に入りにくくなっている。また、鉄道の枕木としても使われていた。
燃料
他の木材と比べ可燃性の樹脂を多く含み、マッチ1本で着火できるため以前は焚き付けに用いられた。また、第二次世界大戦中の日本では、掘り出した根から松根油を採取し、航空機の燃料に用いたことがある。
他の木材と比較し単位重量当りの燃焼熱量が高いことから、陶器を焼き上げる登り窯など、窯の燃料として珍重される。
食用
朝鮮五葉松などから採取された松の実は、食用にも供される。60%を超える脂質のほか微量元素も含まれ、独特の香りを持つことから健康食品、菓子等にも使用される。
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ナンテン |
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ナンテン(南天)は、日本、中国原産のメギ科の常緑低木。学名はNandina domestica。
初夏に白い花が咲き、晩秋から初冬にかけて赤色(まれに白色)の小球形の果実をつける。庭木として植えられることが多く、音が「難を転ずる」に通ずることから縁起の良い木とされる。葉は赤飯などの飾りに、実は南天実(なんてんじつ)という生薬で咳止めの薬として用いられる。
また、葉は、南天葉(なんてんよう)という生薬で健胃、解熱、鎮咳などの作用がある。
ナンテンの名の由来は、漢名の「南天燭」の略。
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ヒイラギ |
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ヒイラギ(柊・疼木)は、モクセイ科の常緑小高木。
* 生育地 本州(福島以南)〜九州の山地
* 樹高 約3m
* 葉 対生し卵型、革質で光沢あり、縁には先が鋭いとげとなった鋭鋸歯がある。
老樹では鋸歯がない。
* 花 10〜11月、葉腋に単性または両性の白色の小花を密生、佳香を発する。
花冠は鐘形で4深裂。
* 果実 5〜6月熟すと暗紫色の核果
* 用途 庭木、 材は強く、細工物 器具 印材にする。
* 季語 「柊の花」は 冬
* 語源 葉の縁の棘に触るとヒリヒリ痛む(古語:ひひらく)ことから。
ヒイラギモクセイは、ヒイラギとギンモクセイの雑種といわれ、葉は大きく縁にはあらい鋸歯があり、結実しない。
クリスマスの飾りに使うのはセイヨウヒイラギ(モチノキ科、学名Ilex aquifolium)である。
鑑賞
低木で常緑広葉樹である為、盆栽などとしても作られている。
その他の用途
節分の夜、ヒイラギの枝と大豆の枝に鰯の頭を門戸に飾ると悪鬼を払うという。
幹は堅く、なおかつしなやかである為、衝撃などに対し強靱な耐久性を持っている。この為、玄翁(げんのう)と呼ばれる重さ3kgにも達する大金槌の柄にも使用されている。特に熟練した石工は柊の幹を多く保有し、自宅の庭先に植えている者も多い。
鬼門除け:家の庭には表鬼門(北東)に柊、裏鬼門(南西)に南天の木を植えると良いとされている。
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バラ
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バラ (rose、薔薇)
とは、バラ科バラ属の種の総称。日本語では薔薇と書いて「そうび」「しょうび」とも読む。
バラ属の植物は、葉や茎に棘があるものが多い。観賞用および香料原料に使われる。観賞用に品種改良されたものは香りの少ないものが多い。茨城県を始とし多くの自治体がシンボルとして指定している。6月の誕生花である。季語は夏(「冬薔薇」「ふゆそうび」となると冬の季語になる)。
バラには棘があるため、多くの鳥がその香りを嫌がる。これを利用して、鳩を寄せ付けないために使うこともできる。
香料としてのローズオイルは、花を水蒸気蒸留して採取される。約1tの花から200-300gの精油が抽出され、その採油率の低さから、非常に高価な香料である。その際に分離された水分もバラ水(rose
water)として市販されている。
野バラの実はローズヒップと呼ばれ、ハーブティーや美容オイルとして用いられる。
長い間開発するのが不可能であるとされていた青いバラを作ることを、青色色素であるデルフィニン/デルフィニジン(
アントシアニン/アントシアニジンの一種)を作り出すために必要な酵素の遺伝子をパンジーから遺伝子導入することにより、成功したとサントリーが2004年6月30日に発表した。
バラの種類
バラの分類方法は定まったものがなく、以下に示すのは一例である。
オールドローズ
* 1867年に発表された「ラ・フランス」より前の品種をいう。野生の原種であるワイルドローズを含めるが、含めない場合もある。主な系列としてガリカ、ダマスク、アルバ、ケンティフォリア(センティフォリア)などがある。優雅な花形に豊かな香りが特徴である。オールドローズには一季咲きの品種が多い。
モダンローズ
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「ラ・フランス」以降のハイブリッド・ティー系、フロリバンダ系など。現在一般的に見られるもので、主として四季咲き性、華やかな花形と色彩が特徴である。
イングリッシュローズ
* 1969年にデビッド・オースチンが発表した、オールドローズとモダンローズの特徴を合わせ持つ新たな系列。モダンローズに含める場合もある。
このほか、樹形によってブッシュ(立木)、シュラブ(半つる性)、クライミング(つる性)などに分類する方法もある。
また花の形には、剣弁高芯咲き、ロゼット(多芯)咲き、カップ(盃状)咲き、一重咲きほかいろいろある。
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ポインセチア
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ポインセチア(英名poinsettia、学名Euphorbia pulcherrima)はトウダイグサ科ユーフォルビア属の植物。常緑性低木。
葉は薄く、楕円形。花はいわゆる杯状花序である。花びら等は存在しない。その下に着く葉の形の包葉が赤く染まるのが鑑賞の対象となる。
原産は中央アメリカ(特にメキシコ)。ポインセチアという名前の由来はアメリカ合衆国の初代メキシコ公使であったJ・R・ポインセットによる。
日本には明治時代に来た。和名はショウジョウボク(猩々木)。大酒飲みの赤い顔が似ていることから名付けられたという。
観葉植物として、クリスマスの時期にあわせて短日処理をして、紅葉させて緑色の葉色とのコントラストを楽しむ。増やし方は、水を張った容器や、土に挿し木をすれば発根する。(水に挿す場合は、水に挿す前に切り口から出る乳液状の樹液を拭き取っておく。時期により植物の活性が違うので活発な暖かい時期に行う。)園芸品種が近年多様化していて従来の紅色に加えて、乳白色、淡い黄緑、ピンク、斑入りなどのバリエーションが楽しめる。強剪定にも耐える。
一般に鉢植えの植物というイメージが強いが、宮崎県宮崎市堀切峠の沿道には5万本以上植えられており、12月の開花時期には日南海岸の展望と合わせて名所となっている。 |
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シクラメン
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シクラメンはサクラソウ科シクラメン属に属する多年草。学名 Cyclamen persicum、和名は「篝火草(カガリビバナ)」や「豚の饅頭(ブタノマンジュウ)」。地中海地方原産で、花期は秋から春。冬の花として有名。
花の色は白、赤、ピンクなどで、様々な品種がある。原種には香りを持つものがあったが、長年の品種改良によって失われてしまっていた。その後、布施明の歌『シクラメンのかほり』(小椋佳作詞・作曲)がヒットしたことによって要望されるようになり、2001年(平成13年)に埼玉県農林総合研究センター園芸支所が原種と掛け合わせることによって香りを持った栽培種を開発することに成功した。
暑さと湿気に弱いので、栽培には注意が必要。
なお、塊茎は澱粉を含んでおり、かつてヨーロッパでは茹でて食べていた。しかし、現在では食用にはされないうえ、サポニン配糖体シクラミンを含んでいることが分かったので真似は禁物である。
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